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「私の中の森」

北海道十勝帯広市で「心 からだ 健康相談」をやっている「メンタルコンサルティングTerra」の公式ブログです

ホリスティック医療の視点から見た「娘の脚気疑い騒動」

次女が脚気様の症状を訴えましたが、
「食糧事情の良い現代ではありえない」とまともに検査してもらえず、
4件目の病院での検査の結果、やっと「脚気」と言う「病気」の状態ではないことがわかりました。

病院の治療対象は「検査数値に異常があるか、医師が診察して病気だと診断したもの」で、
全体の2割の人だと東洋医学系の本にはあります。
(「娘の脚気疑い騒動で考えた医療のあれこれ 1」2013.4.5参照)

「病気」では無いのにではなぜそのような症状が起きているのか調べると、
「病気」の一歩手前の「未病」の状態のようです。
潜在性ビタミンB1欠乏症の可能性があります。
糖質を多くとることからビタミンB1不足となうようで、
つまり現代は食糧事情の良さがビタミンB1欠乏症の原因になっているようです。
(「娘の脚気疑い騒動で考えた医療のあれこれ 2」2013.4.6参照)

さて、病院の治療対象ではないとわかったのですから、
ここからはホリスティック医療ケアの出番です。


まず、栄養学の視点から。

私が子育てを始めたころは病院の医師は
「栄養学なんて病気に何の関係もない」と普通におっしゃっていました。
20数年前は「食物繊維」は何の栄養もない無駄なもので、
ましてや微量物質についてはよくわかっていませんでした。
それでも、「ビタミンB1」は脚気に関係すると特別扱いでした。

ビタミンB1は糖質の代謝に必要な物質です。
足りないと糖質をエネルギーに変えられず、乳酸がたまり疲れやすくなります。

神経刺激伝達機能にも関わっていて、不足すると神経伝達に障害が生じ、
神経炎(手足などの痺れや痛み、感覚の麻痺)を発症するとあります。

う~ん、野菜中心の生活をしていれば大丈夫だと思っていましたが、
それだけではダメだったんですね。
子育て歴21年にして知った真実


<ビタミンB1を多く含む食品>
強化米、ヒマワリの種、むきゴマ、干し海苔、すっぽん、大豆、きな粉、
えんどう豆、豚肉、ウナギ、ヤツメウナギ、カシューナッツ、干し唐辛子、
小豆、鯉、インゲン豆、いくら、卵黄、黒豆、ウズラの卵
(「東方栄養新書」リョウ コウセンカク著 メディカルユーコン 参照
ビタミンB1の多いもの順に掲載)

また、ビタミンB1の吸収を助けるアリシンを多く含む
にんにく、ニラ、葱、玉ねぎ、ラッキョウ,
などを一緒に取るといいようです。

単純にこれらを多く含む食品を意識して取るようにします。
ビタミン剤も考えましたが、
サプリメントといえど内臓に負担をかけることに変わりはありません。
利益と不利益を天秤にかけ、食事療法で行くことにしました。


また、東洋医学の視点から見るとどうでしょう?

鍼灸には「脚気八処の穴」と言うのが伝わっています。
これらのツボはどれも「腎臓」と「脾臓(消化器系)」のツボです。

つまり東洋医学では脚気は「腎(腎臓)」と「脾(消化器系)」の不調であると考えるようです。
「腎」はエネルギーを蓄える臓器、
「脾」は消化吸収を行う臓器と考えます。

こういう風に視点を変えるとまるで言っていることが違うように思えるかもしれませんが、
実はつながるのです。

東洋医学に伝わる「五臓の色体表」には「腎」を補う食べ物として
「豚肉」「豆」があげられています。

そうです。
ビタミンB1を多く含む食品です。
ビタミンB1は糖代謝にかかわる=エネルギーを作り出す=「腎」にエネルギーを蓄える

長い歴史のデータの積み重ねで、ビタミンB1のことはわかっていなくても、
その作用についてわかっていたのだなと思います。

また、脾についてですが・・・、

これが、栄養学や西洋医学の落とし穴だと思うのですが、
いくら食べ物をとってもサプリメントや薬をとっても、
内臓が消化吸収できなければ意味がありません。

「脾」の働きが正常になっていなければだめなのです。

また各臓器は単体で存在しているわけではなく、
どれもつながっていて、それぞれの働きに作用しあっています。
だからどれか一つだけを治療すると、ほかに不具合がでます。
(↑現在薬膳実施中でこれがなかなかうまくいかず痛い目を見てます)

食品は一つの栄養素しかないわけではないし、
一つの作用しかないわけではありません。。

例えば豚肉は「脾」「胃」「腎」を補うとあります。
大豆は「脾」「大腸」
黒豆は「脾」「胃」「腎」

それぞれが関係するいくつかの臓器を補い合うようになっているようです。

単純にビタミンB1不足だから、ビタミンB1を補うというだけではダメなようです。
今回の場合は「腎「脾」を両方補うようにします。

こういう全体的なつながりが東洋医学のすごいところです。
すべてをトータルに見てきたとても深い学問で、
科学などと言う新参者の学問が解明できるのはずっと先だろうと思います。

ホント、面白いです

焦らずゆっくり、毎日の生活の中で丁寧に、
「食」で体をいたわっていきたいと、
あらためて思いました。

この調子でゆるっと頑張ろうと思います

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