「私の中の森」

北海道十勝帯広市で「心 からだ 健康相談」をやっている「メンタルコンサルティングTerra」の公式ブログです

世間話

アスペルガーの大きな特徴の一つ、
コミュニケーションについての文章です。
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世間話

アスペルガー症候群の本には、
「世間話が出来ない」とか、
「返答もハイ、いいえだけで、それ以上の会話が無い」
などと書かれていることが多い。

私に関してもそれは当てはまる。
が、
「それをなんとも思わないように見える」
と書かれているが、それは違う。
おそらく、多くのアスペの人が、
何とか会話しようと、脳の中で必死にがんばっていると思う。

「良いお天気ですね。」
と、言われ、
「そうですね。」
と返事をしてもそれ以上の言葉が出てこない。
何とか気の効いた、いや、
そうじゃなくても何か言葉を言おうとするのだが、
池に石を投げ込んだときの魚のように、
言葉が逃げていってしまう。
普段から、こう言われたらこう返事をしたらいいのか、と、
考えていても、いざその場面になると言葉が出ない。
それでも相手に不快な思いをさせたくないと、
笑顔を作るが不自然なのだろう。
本には「ニヤニヤしていることが多い」と書かれている。
もしくはなんでもない風を装うとするが、本には、
「それ以上の会話が無くても平気そうに見える」と書かれている。

私に関しても、私の知るほかのアスペの人にしても、
かなり脳の中で必死に努力していると思う。
どうして自然に言葉が出るの?
何故そんな風に次々に会話が出来るの?
と、不思議でならなかった。

今では一見普通に会話しているアスペではない人々も、
会話に困ることがあるらしいと気がついた。
「お天気・健康・子どもの話」は親しくない人とでも共通の話題だ。
それらに気がついてからは、
昔よりはましになったと思う。
また、何か言われたら、
相手の言葉をイントネーションを換えて言うのもいいらしい。

それでもやっぱり私は
世間話や普通の会話と言ったものが苦手だと思う。
緊張したり、ストレスがあるとまったく言葉が出なくなったり、
逆にとにかく早口で話しまくったりしているが、
自分ではどうにも出来ないことが多い。

基本的に一人が好きだから、
沢山話をしたいわけではない。
相手に失礼のないようにと思うだけだ。
他の人から見ると判らないかもしれないが、
自分なりに努力し続ける日々である。
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実は先々週、人生二度目の心臓発作を起こしました。
その後、中々体調が回復せず、
そうなるとやはり、私は何故、
このような体と人生を選んで
生まれてきたのだろうと考えずにはいられません。
(カテゴリ・心「知ることの弊害」「I don't know」「問い」
(カテゴリ・アスペ「暴走する脳」
けれど、そう言う時こそ私が自分と向かい合う時です。
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これは私なりの瞑想の形。
普通の人は脳を何系統も使わないと知ってから、
それまで普通だと思っていた脳の暴走を意識してしまうようになり、
異常に疲れを感じるようになった。
私の脳をどう扱って良いのかわからず、
夜も眠れなくなった。
人生で初めて、
それまで拒んでいた睡眠導入剤を使うようになった。

たくさんのリラックス方を試したが脳の緊張は取れない。
瞑想をしようとしたが暴走する脳がそれを許さない。

その時私は他の方法でごまかすのではなく、
じぶんに向かい合う方法を選んだ。
これは私が私を知る手立て。
それは危険を伴う冒険。
時には勇気を持って、
自分の姿から目をそらしてはいけない。
そして自分を知りたいという好奇心にかられた探検。

そしてこの文章を人目にさらそうと思った理由を説明する時、
私は昔読んだ本のワンシーンを思い出す。
だが、その本がなんというタイトルだったか、
どうしても思い出せない。
それなのに、その1文はいつまでも私の心を離れない。

主人公の少女は暗闇の中を
たった一つだけ遠くに見える小さな光を目指して進んでいる。
その時少女は思うのである。
人間とは暗闇の中の小さな光を目指すように
誰かに何かを伝えずにはいられない生き物なのだと。

私は自分が作り出していた檻を抜け出し、
森へと足を踏み入れた。
それは、私にしか出来ない、
たった一人だけのもの。
本来なら私一人だけの中で消えて行ってもおかしくないものなのだ。
けれど、
遠くに見えるその光は、あまりにもまばゆい。

私は光を目指す。
そうしてその光の先には又、
他者と言う深い森が広がっていることを知っている。
その人もまたいつか森を抜けて、
光を目指すのだろう。
そうしてその光に出会ったときそれぞれの森はまた深くなるのだ。

私は冒険者であると同時に、
誰かの光になりたい。
願うなら、
あかるく暖かな光に。
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