「私の中の森」

北海道十勝帯広市で「心 からだ 健康相談」をやっている「メンタルコンサルティングTerra」の公式ブログです

うつ病・恐怖症のホリスティック医療ケア 私の中への旅 挫折と道標 2

私がうつ病などから立ち直る力になったセルフカウンセリングについて、
うつ病・恐怖症のホリスティック医療ケアとして取り上げています。
私がhttp://wata-mori.jimdo.com/" target="_blank" title="HP「私の中の森」→「">HP「私の中の森」→「私の中の森」→「暗闇」と表現している
全く自分が見えていなかったダメダメだったころのことから書いています。
今月いっぱいかかった連載です。

理屈だけでは自己分析力は身に付かないと私は思います。
今でも結構人生迷子気味の私ですので(苦笑)
自分を見失いがちですが、そういう時こそセルフカウンセリングの出番。
振り返るとセルフカウンセリングはずーーーっと続いているんだと感じます。

今、暗闇の中にいらっしゃる方、そういう方の身近にいらっしゃる方。
縁あってたどり着かれた方。
あなたにも、そういうチャンス、なかったですか?

今回含めあと2回のUP。
今回は一番波乱万丈な部分かな?
よろしければお付き合いくださいませ。

↓私は今でも長倉さんの写真を一人でも多くの人に見てもらいたいと思っています。
長倉洋海氏HP
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私の中への旅 挫折と道標 2
前回からの続き)

次にチャンスがやってきたのはそれから1~2年がたったころだった。
住んでいる自治体に新しくできた若者の地域づくり団体に誘われて、
なんとなくメンバーに加わることになった。
確か何度か集まりに参加した。
そこで長倉さんの写真展をやろうと言う話になった。
私の「うつ病から立ち直り」という話は結構どこでも効果があったのだ。
その時は前回のことがあったので、私は少し慎重になっていた。
それでも地元だから人脈は十分にあったし、その頃にはノウハウにも自信があった。
何より子どもたちに見せるには絶好の条件だった。
会場に予定されていたのは住んでいた住宅から歩いて行ける場所だった。

日にちや会場が決まり、役場の人たちにも挨拶に行き、
今度こそ大丈夫だと思ったところで長倉さんに連絡を取った。
長倉さんは写真を釧路の実家まで送ってくれた。
あちこちに挨拶に行き、協賛金を集めて実行するだけとなった時、
メンバーの一人から電話があった。

「やっぱり写真展はやらないことにしようと思う」

愕然とした。
もう、引き返せる時点ではなかった。

「関係者には自分が謝りに行くから、中止ということにしてくれ」

アスペルガー症候群の特徴として予定していたことを途中で止められると、
パニックを起こし怒りまくると言う特徴があるが、
それを差し引いても、私は怒って当然の立場だったのではないかと思う。

電話を介して激しい口論になった。
私がそこまで怒るのは家族とか、ごく限られた人に対してだけだが、
その時は素の自分をさらして腹を立てた。
けれど話しているうちにだんだんと私は無力感に襲われた。

どんなに説得を試みても、返ってくる答えの向こうにあるのが、
私以外の人達でもう決定してしまった事項だというのがはっきりとわかったからだ。

私はあきらめざるを得なかった。

今度はなかなか気持ちを切り替えられなかった。

長倉さんにも電話をして謝ったけれど、
どうして自分がそうしているのかわからなかった。
他の団体の仲間や先輩たちにも知らせると、
「どうして?」と聞かれたが、その答えを一番知りたいのは私だった。

この時は活動の先輩たちに助言を求めた。
再び、自分がどこにいて何をしているのか全く見えなくなってしまったからだ。

先輩たちは色々な助言をくれた。
慰めたり、「もう一度頑張れ」と励ましてくれたり、
元気のない私を笑わせようとしてくれた。
おいしいものもたくさんごちそうになった。

けれど申し訳ないことに、その時の私はよっぽどショックだったらしく、
先輩たちの言葉がうまく頭に入ってこなかった。
理解したくなかったのかも知れない。

先輩たちを改めてすごいと思ったのはただ慰めるだけではなかったことだ。
共通して「自分の中に答えを探せ」と言ってくれた。
だからこそ、理解できなかったのかもしれない。
自分に非があるとはとても思えなかった。

時間が経って、色々な人の優しさに触れて、
私は「どうしてこの人たちと写真展をやろうとしなかったのだろう」と思った。
多くの人にも「どうしてそれほど親しくない人たちとやろうとしたのだ」と聞かれた。

そこに、答があった。

そして、私に電話をかけてきた人の言葉の中にも。

「自分たちに写真展は必要ない」

それが、すべての答えだ。
「自分たち」の中に、私は含まれていなかったのだ。
私は仲間になろうとしていなかった。

人脈を求め、親しくなっても、心を許していなかった。
功を焦り、失敗を恐れて人に任せることも出来ず、何でも一人でやろうとした。
自分の弱さを見せることが出来なかった。
一人の欠点だらけの人間として、他者と向かい合うことが出来ていなかった。
暗闇から抜け出しても、私は「一人」でいることを選んでいたのだ。

失敗の原因は私にあった。

それ以降私は少しだけ変わったように思う。
人に弱さを見せ、できないことを認め、頼るようになった。
皆で力を合わせて失敗するなら、それでもいいと思えるようになった。
私が変わると所属していた団体も雰囲気が変わったと思う。
私がいることでどこか緊張感があったような気がする。
それがなくなったように感じた。
「仲間」ということを強く意識するようになった。

自閉症の一種、アスペルガー症候群という閉じた自分の世界にいる私が、である。
それくらい、衝撃的な出来事だったのだ。

ここでもやはり、私は当時の自分がアスペルガー症候群だと知らなくてよかったと思う。

「問い」の答は自分の中にある。
そこから自分を見つけ出し、又新たに何かを選び、前に進む。
それは他者、世情、制度、障害、運など自分の外に答えを探していてはできないことばかりだ。

そう納得できたころには、
私は写真展を中止してくれた仲間たちに感謝する気持ちになっていた。

(次回へ続く)

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追記(近況報告)
北海道十勝地方、やっと桜満開(^^;)
本州方面はもう初夏かしら?
桜2013

昨日娘3人と桜の名所として有名な公園へ行ってきました。
高台からは遠く日高山脈(? 大雪?どっちかな?)の山並みが見え、
出かけた時は曇っていましたが、
途中から晴れてきてちょうどいい気温でした。
池で足こぎボートにのったり、子どもたちがアイスを食べたり、
少しの時間でしたが楽しく過ごしてきました
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