過敏さ・HSPは親から受けたトラウマが原因とは限らない
親のせいだけではないと私は思う
HSPが困るほど過敏になるのは親から受けたトラウマが関係すると書かれた本が多いようです。
ですが、私は1年間メンタルコンサルティングTerraで、HSPサポートをさせていただいて、
十勝だけではなく日本各地(時には海外の方も)の方とお話させていただいた経験から言うと、
親から受けたトラウマだけが原因ではないと思います。
むしろそういう発想はHSPを表面的にしか理解していないのではないかと感じます。
私もhttp://wata-mori.jimdo.com/" target="_blank" title="HP「私の中の森」">HP「私の中の森」の「HSPについて」に、
「HSPは育て方でずいぶん違ってくるらしいです」と言う記事を掲載していますが、
それはアーロン氏の書籍や医師から頂いた学会提出資料を基に書いたもので、
最近では誤解を生むな~と思って注釈などを加えました。
HSPのお子さんを育てている途中、あるいはHSPで苦しんでいる方の親御さんに大きな誤解を与えてしまったのではないかと深く反省しています。
申し訳ありません。
かなり誤解が多かったと思います。
と、言うより、HSPを理解できていない記述だと思います。
世間一般で広まっている書籍などをそのまま、疑いもせずに書いたものでした。
現在もそう書かれているものが多く出版されていますが、現在の私ははっきり違うと思っています。
どうか、罪悪感で苦しまないでください。
むやみに不安がる必要もありません。
お子さんがHSPであることでご自分を責める必要はありません。
私の長女は私並みに過敏なASPですが、普通の仕事について働いています。
HSPの力を活かして生きています。
普通に暮らせるし、うまく付き合えれば役に立つ性質なのです。
今日はHSPのお子さんを持つ親御さんへ向けて記事を書こうと思います。
**********
HSPは周囲の状況で過敏さが変わる
「HSPが過敏になる理由」に書きましたが、HSPは周囲の状況によって過敏さが変わります。
私は超過敏なASPですが、一人で気楽に住んでいた時などはそれほど気になりませんでした。
Terraへいらっしゃるクライアント様も、子どもの頃は問題なかったのに、
学校や職場でのストレスをきっかけに過敏になった方がいらっしゃいます。
過敏でも、「親から受けたトラウマ」に心当たりが全くないと言う方もいれば、
ご自分が過敏だと自覚のない方も実は多いのです。
そういったことから考えて、
「HSPが過敏で困るのは親から受けたトラウマが原因」とする説には私は疑問を感じます。
*~*~*~*~*~*
HSPにとってのトラウマ
トラウマと言うと、とても衝撃的な出来事や、深く傷ついたことが原因のように思われます。
それはHSPではない方はそうかもしれません。
ですが、HSPは過敏な性質です。
ですから、普通の方はトラウマにならないことでもトラウマになっている可能性があるのではないかと思います。
母親の胎内にいるときに近くで突然鳴らされたクラクション
赤ん坊の時にされた「高い高い」や「いないいないばあ」
医療従事者が処置の為に行った医療行為
TVから流れてくる映像
生きていれば普通に受ける刺激がトラウマになっている可能性もあります。
また、HSPのお子さんを持つ親御さんが大切に大切にした愛情ですら、
過剰な刺激となる場合があります。
ですから、どうか現在お子さんを育てている途中の親御さんは
「子育てに過敏になり過ぎない」でいただきたいのです。
生きていればストレスは必ず受けます。
受けるからこそ、耐性ができ、強くなっていくのです。
だからと言ってむやみにストレスを与えることはないですが

大切なのは過敏な性質とどう付き合っていくか?と言う事です。
それは全ての人が、自分の性質とどう付き合って行くのかと言う事と同じです。
HSPだけが特別じゃありません。少し生きる上での工夫は必要ですが。
全ての方が、自分を知り、理解し、付き合い方を見つけて行くと言う課題は一緒なのだと思います。
「ストレス」や「トラウマ」と言う言葉に過敏になり過ぎなくても大丈夫です
*:::*:::*:::*:::*:::*:::*
HSPの魂の選び癖
多くのHSPの方を見ていると、確かに子どもの頃にトラウマとなりうる環境にあった方もいます。
ですが、その後も次々大変な思いをされていらっしゃる方が多いです。
一般的な心理学や精神医学の考え方から言えば、
生まれつきの特殊な性質や、子どもの頃に生きにくさを抱えたから、
そういう状況を無意識に選んでしまうのだと言われます。
・・・・が、HSPの方は、あえてそういう人生を選んでいる方が多いような気が私はします。
あくまで「気がする」ですが
それはそういう方の前世を見ると、それなりに大変なのですが、
「再びそういう環境をわざわざ選んで生まれてきましたよね?」と言いたくなってしまうのです。
そして、Terraにいらっしゃった当初からずっと見て行くと、
それらから受けた傷が、その方が選ばれる人生や、
果たすべき役割に必要な傷だったことがわかるのです。
まるで、その過敏さを磨くためにあえて苦しみを選んでいるようです。
また、HSPの方の魂はやはり、「過敏な魂」の方が多いように思います。
その過敏さを克服するために、あえて過敏さを磨き、苦しみ、
苦しいからこそそれを乗り越えるしかない状況を作っているのではないかと思うのです。
苦しくないと、人は変わろうとしないからです。
だから、単純に「親から受けたトラウマ」だけを見ても問題は解決しないと思います。
*=*=*=*=*=*
HSPとは言え性質は随分違う
HSPと言うと過敏さでやたらと苦しむように思うかもしれませんが、
「どの性質が過敏か?」によって困る状況も、対処も違ってきます。
過敏さが体に出やすい方は体調を崩しやすく、
心が過敏な方は心が揺れやすく、
人の気持ちや感情が判ってしまう方は周囲からの影響を受けやすいです。
これらは一人一人個別に見て行かないとわかりません。
「過敏で困っている」と言っても一律に並べて対処できるわけではありません。
現在私は通常のHSPチェックテストでは不十分だと思い、
ご相談の中で私が作成した「わたもり式HSPチェックテスト」を使用しています。
精神科のお医者様にも使っていただいています。
それでだとその方のHSPとしての特徴をとらえやすいと思います。
親御さんがHSPでも、ご自分を理解し、ご自分との付き合い方を見つけていない方はお子さんを育てるのも大変だと思います。
HSPではない親御さんにしてみれば宇宙人を育てているような気分になってしまうでしょう。
そういう時はぜひ、HSPであることを受け入れ、それを活かして生きている人にアドバイスを求めてください。
お一人で苦しむ必要はありません。
TerraにいらっしゃったHSPの方は
「初めて自分を理解してくれる人に出会えた!」
「初めてHSPの人と出会った!」
と、喜んでくださいます。
当店にいらっしゃると、HSPの方だらけなんですけどね(笑)
あなたは一人ではありません。
必ず手を差し伸べてくださる方がいます。
HSPじゃなくても、受け入れ、寄り添ってくださる方もいらっしゃいます。
お子さんを育てるときも、ご自分を育てるときも、
1人で悩まないでください。
必ず道はあります。
私で良ければいつでもご相談をお受けします。
いつでもここでお待ちしています

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HSPが困るほど過敏になるのは親から受けたトラウマが関係すると書かれた本が多いようです。
ですが、私は1年間メンタルコンサルティングTerraで、HSPサポートをさせていただいて、
十勝だけではなく日本各地(時には海外の方も)の方とお話させていただいた経験から言うと、
親から受けたトラウマだけが原因ではないと思います。
むしろそういう発想はHSPを表面的にしか理解していないのではないかと感じます。
私もhttp://wata-mori.jimdo.com/" target="_blank" title="HP「私の中の森」">HP「私の中の森」の「HSPについて」に、
「HSPは育て方でずいぶん違ってくるらしいです」と言う記事を掲載していますが、
それはアーロン氏の書籍や医師から頂いた学会提出資料を基に書いたもので、
最近では誤解を生むな~と思って注釈などを加えました。
HSPのお子さんを育てている途中、あるいはHSPで苦しんでいる方の親御さんに大きな誤解を与えてしまったのではないかと深く反省しています。
申し訳ありません。
かなり誤解が多かったと思います。
と、言うより、HSPを理解できていない記述だと思います。
世間一般で広まっている書籍などをそのまま、疑いもせずに書いたものでした。
現在もそう書かれているものが多く出版されていますが、現在の私ははっきり違うと思っています。
どうか、罪悪感で苦しまないでください。
むやみに不安がる必要もありません。
お子さんがHSPであることでご自分を責める必要はありません。
私の長女は私並みに過敏なASPですが、普通の仕事について働いています。
HSPの力を活かして生きています。
普通に暮らせるし、うまく付き合えれば役に立つ性質なのです。
今日はHSPのお子さんを持つ親御さんへ向けて記事を書こうと思います。
**********
HSPは周囲の状況で過敏さが変わる
「HSPが過敏になる理由」に書きましたが、HSPは周囲の状況によって過敏さが変わります。
私は超過敏なASPですが、一人で気楽に住んでいた時などはそれほど気になりませんでした。
Terraへいらっしゃるクライアント様も、子どもの頃は問題なかったのに、
学校や職場でのストレスをきっかけに過敏になった方がいらっしゃいます。
過敏でも、「親から受けたトラウマ」に心当たりが全くないと言う方もいれば、
ご自分が過敏だと自覚のない方も実は多いのです。
そういったことから考えて、
「HSPが過敏で困るのは親から受けたトラウマが原因」とする説には私は疑問を感じます。
*~*~*~*~*~*
HSPにとってのトラウマ
トラウマと言うと、とても衝撃的な出来事や、深く傷ついたことが原因のように思われます。
それはHSPではない方はそうかもしれません。
ですが、HSPは過敏な性質です。
ですから、普通の方はトラウマにならないことでもトラウマになっている可能性があるのではないかと思います。
母親の胎内にいるときに近くで突然鳴らされたクラクション
赤ん坊の時にされた「高い高い」や「いないいないばあ」
医療従事者が処置の為に行った医療行為
TVから流れてくる映像
生きていれば普通に受ける刺激がトラウマになっている可能性もあります。
また、HSPのお子さんを持つ親御さんが大切に大切にした愛情ですら、
過剰な刺激となる場合があります。
ですから、どうか現在お子さんを育てている途中の親御さんは
「子育てに過敏になり過ぎない」でいただきたいのです。
生きていればストレスは必ず受けます。
受けるからこそ、耐性ができ、強くなっていくのです。
だからと言ってむやみにストレスを与えることはないですが


大切なのは過敏な性質とどう付き合っていくか?と言う事です。
それは全ての人が、自分の性質とどう付き合って行くのかと言う事と同じです。
HSPだけが特別じゃありません。少し生きる上での工夫は必要ですが。
全ての方が、自分を知り、理解し、付き合い方を見つけて行くと言う課題は一緒なのだと思います。
「ストレス」や「トラウマ」と言う言葉に過敏になり過ぎなくても大丈夫です

*:::*:::*:::*:::*:::*:::*
HSPの魂の選び癖
多くのHSPの方を見ていると、確かに子どもの頃にトラウマとなりうる環境にあった方もいます。
ですが、その後も次々大変な思いをされていらっしゃる方が多いです。
一般的な心理学や精神医学の考え方から言えば、
生まれつきの特殊な性質や、子どもの頃に生きにくさを抱えたから、
そういう状況を無意識に選んでしまうのだと言われます。
・・・・が、HSPの方は、あえてそういう人生を選んでいる方が多いような気が私はします。
あくまで「気がする」ですが

それはそういう方の前世を見ると、それなりに大変なのですが、
「再びそういう環境をわざわざ選んで生まれてきましたよね?」と言いたくなってしまうのです。
そして、Terraにいらっしゃった当初からずっと見て行くと、
それらから受けた傷が、その方が選ばれる人生や、
果たすべき役割に必要な傷だったことがわかるのです。
まるで、その過敏さを磨くためにあえて苦しみを選んでいるようです。
また、HSPの方の魂はやはり、「過敏な魂」の方が多いように思います。
その過敏さを克服するために、あえて過敏さを磨き、苦しみ、
苦しいからこそそれを乗り越えるしかない状況を作っているのではないかと思うのです。
苦しくないと、人は変わろうとしないからです。
だから、単純に「親から受けたトラウマ」だけを見ても問題は解決しないと思います。
*=*=*=*=*=*
HSPとは言え性質は随分違う
HSPと言うと過敏さでやたらと苦しむように思うかもしれませんが、
「どの性質が過敏か?」によって困る状況も、対処も違ってきます。
過敏さが体に出やすい方は体調を崩しやすく、
心が過敏な方は心が揺れやすく、
人の気持ちや感情が判ってしまう方は周囲からの影響を受けやすいです。
これらは一人一人個別に見て行かないとわかりません。
「過敏で困っている」と言っても一律に並べて対処できるわけではありません。
現在私は通常のHSPチェックテストでは不十分だと思い、
ご相談の中で私が作成した「わたもり式HSPチェックテスト」を使用しています。
精神科のお医者様にも使っていただいています。
それでだとその方のHSPとしての特徴をとらえやすいと思います。
親御さんがHSPでも、ご自分を理解し、ご自分との付き合い方を見つけていない方はお子さんを育てるのも大変だと思います。
HSPではない親御さんにしてみれば宇宙人を育てているような気分になってしまうでしょう。
そういう時はぜひ、HSPであることを受け入れ、それを活かして生きている人にアドバイスを求めてください。
お一人で苦しむ必要はありません。
TerraにいらっしゃったHSPの方は
「初めて自分を理解してくれる人に出会えた!」
「初めてHSPの人と出会った!」
と、喜んでくださいます。
当店にいらっしゃると、HSPの方だらけなんですけどね(笑)
あなたは一人ではありません。
必ず手を差し伸べてくださる方がいます。
HSPじゃなくても、受け入れ、寄り添ってくださる方もいらっしゃいます。
お子さんを育てるときも、ご自分を育てるときも、
1人で悩まないでください。
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