愛着障害(アダルトチルドレン・インナーチャイルド)と私
その時、占い的な「ボトルリーディング」で出た「マンダリン」の意味を書いたカードを読んだとたん、
涙が出たところまで書きました。
今回はその続きです。
これは私の抱える「愛着障害=アダルトチルドレン」について
あらためて教えてくれたリーディングでした。
そう言えば、これだけブログを続けて記事を書いて来ても、
愛着障害について書いたこと、なかったかも。
それだけ、自分にとっては辛いことなのかもしれないです。
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「マンダリン」のカードの「精油が伝えるメッセージ」の欄にはこうありました。
「あなたの中には悲しみ続けている子ども時代のあなたがいます。
でもそれは今、涙を拭いて傷を癒そうとし始めたようです。
身体の緊張をゆっくりとほどき、心のこわばりを少しずつ溶かしていきましょう。
大丈夫。あなたは幸せを選んでいいのです。
幸せになっていいのです」
20年ほど前、うつ病と対人恐怖症から立ち直るために、
心理学や精神医学の本を読み漁り、
最終的にアダルトチルドレンのセルフカウンセリングで自分を取り戻しました。
それ以降もアダルトチルドレンorインナーチャイルド=愛着障害は私の人生の中で、
色々とうまくいかないこと、辛いことの根にいつもありました。
自分を分析し理解したつもりでも、心の奥底に子ども時代の傷ついた私がいます。
どんなに幸せでも、人生が上手くいっている時でも、
どこかに罪悪感があります。
ありのままの自分を受け入れられない。
こんな私が幸せになって良いと思えない。
私は「普通」じゃないから、愛されなくても仕方ない。
だから幸せを感じると、「きっと不幸になる出来事が待ち受けているはずだ」と思い、
不安になり、その恐怖に耐えられず、逃げ出そうとしてしまいます。
子どもたちの為にそれはダメだと色々と前向きに努力して踏ん張っていても、
いつもどこかに「きっとうまくいかない」「うまく行ったら申し訳ない」と言う思いがあります。
子どもたちの為に、というのは、自分の為には頑張れないからです。
そして私はそういう自分に気が付きたくない。
自分の中にある、「自分はダメだ」と言う思い癖から離れられない。
私の体は様々な症状としてそれを私に教え、「気が付いて。自分を愛して」とメッセージを送ってくる。
魂はそれに気づかせるための出来事を起こす。
ここにも、そういうメッセージを受け取るたび、
そういう記事を書いてきました。
「これが私の普通」」(「HSP・発達障害の仲間たちへ」)
「自分を愛しましょう」 (「人間ドックの結果と心身医療的見解 2」)
「自分を許していいのだと思った」 (「メンタルへのホリスティック医療ケア 精神編」)
まだまだ他にもたくさんそういう記事があります。
何度もそういうメッセージを受け取り、気付きを得て、
「また私、自分を否定していた」と気が付いて、
心を改めたつもりでした。
今、リーディングの結果のほとんどが「好き」で、
「次の段階に上がる」時だと言うのを自覚していても、
「迷いがある」と出たのは、
愛着障害が関係する「存在することの罪悪感」があるからなのだと思います。
実は今年度に入ってからセミナー講師のご依頼があったり、
HSPに関する本を書こうと思ったりしています。
まさに、次の段階へ踏み出し、自分を広い世界へ向け表現しようとしています。
自分でもそれを受け入れているつもりでした。
でも、このリーディングはそれに対する無意識の迷いを教え、
潜在意識からのメッセージを伝えてくれました。
「自分を愛して、幸せになって良いよ。
自分を表現しても大丈夫だよ」
私の身体も心も魂も、全力でそれを私に教えようとしてくれます。
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前回のアロマリーディングの結果の
「グラウディング」=過去の悲しみの中ではなく、未来を思う不安の中でもなく、今ここに生きる
それが出来ていないから、クライアント様からお金を受け取ることに罪悪感がありました。
でも今はお金を受け取ることではなく、
自分にしかできないこと、自分がやるべきことをやらない時にこそ、
罪悪感を持つべきだと思うようになりました。
だからこそ、グラウディングのブレスは必要ないと思ったのです。
様々なことを知識ではなく、経験として知っている私にしかできないことをする。
私はこの体質や過去の経験や学び、気付いた全てが存在するこの世界にしっかりと立ち生きて行く。
私は確かにそう決心しています。
(少し前までは、他の人で用が足りるなら自分はしなくても良い、と、ちょっと逃げ気味だったのです)
潜在意識はそんな私に
「自信を持って。大丈夫だよ」
と、言ってくれたのだと思います。
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愛着障害(アダルトチルドレン)はこれからも私の中に存在し続けるでしょう。
無理に無かったこと、解消したことにはしたくありません。
愛着障害も、今ここに生きる私の一部だからです。
私が子ども時代に感じたことや経験したことは、
実際に私の両親が私にしたこととはイコールにはなりません。
私以外の人にもその人なりの事情や理由があり、
私が受け取った感覚が100%そのままだなんてありえないからです。
愛着障害は親や周囲の人との関係性の中で生まれるものですが、
そう言った過去のことは
現在の愛着障害を抱える私には関係ないのです。
いつまでも親を許すとか、許さないとか、そんなのどうでもいいのです。
少なくとも、私の場合は。
愛着障害をはじめ様々な傷を抱える自分をどう感じ、
どう納得し、受け入れ、付き合っていくか。
自分以外のところに原因や解決を求めても問題は解消しないと私は思います。
自分の弱さとどう向き合うか?
自分の強さをどれだけ信じられるか?
この仕事をはじめて、当店に来てくださった方は皆さん、
苦しんでいて、悩んでいて、弱っていて、揺れやすく、
暗闇の中を長い時間さまよっている方ばかりでした。
でも、そういった方に出会った私がこの仕事をしながら感じたのは、
人間は強く、たくましく、面白い、素晴らしい生き物だと言う事でした。
私が私以外の人にそう感じられたように、
私も私を「大丈夫。自分は強い」って信じて愛そうと思います。
また、傷がうずくかもしれないけれど、
その度にあらゆるものが私にメッセージをくれるって知っています。
「自分を信じて。自分を愛して」
何度転んでも、私は立ち上がります。
今までもそうしてきたから。
私も、全ての人も、素晴らしい。
今、そうできていない人も、その方法を知らないだけだと思うから。
それを私は伝えていきます。
愛着障害が無かったら、
「自分はダメだ」と思えなかったら、
私はそう思えなかったでしょう。
だから、愛着障害は私に必要な傷だったのだと思っています。

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