「私の中の森」

北海道十勝帯広市で「心 からだ 健康相談」をやっている「メンタルコンサルティングTerra」の公式ブログです

ポジティブ言葉に気を付けて!

「色々なセミナーに参加してたくさん学んだつもりです。
自己啓発本もたくさん読みました。使う言葉も行動も変えたつもりです。
でも、私、ダメなんです。きっと、心が汚いんです。
どんなにポジティブになろうとしても、なれません。
自分のことで精いっぱいで、他者への愛情が無いわけじゃないけど、
上手くできないんです!」

時々、ご相談の中でそうおっしゃる方がいらっしゃいます。
ご本人は本当に悩み、苦しんでいらっしゃいます。
自分はダメだとご自分を責めているからです。

あ~、でも、そう言えば私にも、そういう時期あったかも

と、言うわけで、今回はセミナーや自己啓発本などでよく見かける
「ポジティブ思考」「ポジティブ言葉」について書こうと思います。

***********

自己啓発本ってたくさん売れていますよね~♪

「前向きになるヒント」「幸せになる考え方」「くよくよしない」「愛ある生き方」「明るく生きよう」
「自分が変われば周囲が変わる」「言葉を変えるだけで」「幸せになる習慣」などなど。
(思いついたまま並べただけで、特定の本などについて書いたわけではありません。
ほとんど読んだことないので。でも、ありそうな感じでしょ?)

本を出した方はあちこちで講演をなさったり、結構高額なセミナーをなさったり。
勉強好きな日本人には特に受け入れられやすいのだと思います。

で、そういうのが好きで、
ずーーーーーーーーーっと自己啓発本を読んでいる。

・・・あれ?それっておかしくないですか?
それで問題が解決しているなら、読まなくていいはずですよね。
あ、違うのか。
自分を成長させるためですね

まあ、でも、本のジャンルとしてそれが好きと割り切っているならそれでいいと思うのですが、
時々、そうなれない自分を責めてしまって悩まれる方がTerraにいらっしゃるので、
「ポジティブ思考」を巡って悩まれる方も多いのだな~と思うのです。

カウンセラーさんでもテクニックとして言葉の使い方を学ぶからか、
自己啓発的なことを言う方もいらっしゃるようで、そこでもさらに悩みが深くなるようです。
「いい人養成ギブス」を心につけられたようなものです。

愛ある生き方をしようとしているのに、
使う言葉を変えてみているのに、
良くない考え方をやめようとしているのに、
習慣を変えてみたのに、
自分を変えたつもりなのに、
苦しい状況も、自分の辛さも変わらない。

「それは、自分が悪いからなの?!」って悩んでいる。


う~ん、自分が悪い場合もあるとは思います。
ですが、Terraにいらっしゃるクライアント様は皆さん、良い方です。
「自分はダメな人で」「心がドロドロしていて」などとおっしゃっても、
本当にいい人過ぎるくらいの人です。

だから、悩むのです。

本当の問題はそんなところにはないから。

問題は、そんな表面的なところにはないのです。
逆に表面だけ変えてなんとかなるようなら、
それは初めから、なんとかなるようなものだったのだと私は思います。


問題の根本を見ようとせずに表面的なところだけ変えようとしても、
問題が解決するはずがありません。


本当の問題を見るのが辛いから、
表面的なところだけでなんとかしようとしている方も、中には見受けられます。


*********

私はHSPでもかなり過敏な方ですから、
表面的にどんな言葉を使っていても、それが嘘だとわかります。

誤解の無いように言うと、心の中がきれいじゃないとしても、
表面的に美しくしているのは、
それはそれで生きる上での工夫や努力だと思います。

辛い方が「幸せです」「大丈夫です」と言うのは、本当に苦しそうで、胸が痛むのです。
こちらまで肩がぐうっとこわばってきます。

そこでお話を詳しくお伺いして行くと、
やはり表面的な言葉や考え方を変えるだけじゃダメなことが多いのです。
時にはそうやって「いい人」になろうとすることが、
かえって状況を悪化させていることもあるのです。


例えば、ですが、
ダメな人にはダメ!!ってはっきり言うことも必要なのです。
嫌なことは嫌って言わないから問題がこじれているのです。
「相手を傷つけるから」「どうせ判ってもらえないから」と気持ちを伝えないで、
自分の苦しみを判ってもらおうとするのはわがままです。
それがわかっているから、表面的なところを変えようとしていますが、
それでは問題は解決しないのです。
嫌なことを嫌だと言うのは悪いことではないし、
冷たい人だと言う事ではないのです。

(うわ~、これ、私の耳にも痛い・・・・

更にそういう考え癖や、行動癖が、
子どもの頃のトラウマ(愛着障害、アダルトチルドレン、インナーチャイルド)、
HSP(過敏性症候群)、神経発達症(発達障害)、PTSDなどに原因がある場合もあります。


その場合は辛くても、見ないようにしてきたそれらを、
血を流すような思いで見つめ直していくしかありません。


それが嫌なら、表面的な「癒し」の言葉を使い続けたり、
表面的な「癒し」を利用しつづけるしかありません。

私はそれを火事に例えたことがあります。
煙が出ているときに、逃げるだけで火を消そうとしないとか、
消防署に連絡しないとか。
火元がどこか確認せずにむやみやたらに水をかけるだけとか。
火事の原因によっては対処法が違うこともあるのに、それを見ようとしないとか。

表面的な癒しって、そう言うものだと思います。
(向かい合う勇気が無い時にはそれが必要な時もあるとは思っています)

************

いや、もちろん、ご本人に問題がありますよね、って人はいますよ。
あなたは表面だけでも変えてよ!って言いたくなる人。
わざわざ人が不愉快になる言葉を使いたがる人とか、
相手をコントロールしたがる人とか、
かわいそうで、苦労している自分が好きとか、
何事もネガティブにとらえるとか。

そういう人には行動を変えてもらう必要があると思います。

が、問題は、「何故そういう人になってしまったのか?」なので、
やはり根本を見て行く必要があります。

どちらにしろ、変えて行くには時間がかかります。
一足飛びには行きません。←ご相談の中でよく使う言葉。


でも、そういう問題がある人は、
どちらかと言うと、他者を苦しめる側で、ご自分は悩んでいないことが多いので、
ご自分から変えようとはなかなか思わないと思います。
(「異常なのは精神に異常をきたす人じゃなく、そこへ追い込む人の方だと思う件について 」参照)

*************

大事な原則があります。
このブログでも何度も書いています。

それは、
他者は変えられないから、自分が変わるしかない。
ってこと。

世の中、社会構造が悪いって思うなら、

世界は自分自身から始まっている。
だから、世界を変えるには自分を変えるしかない。


私は人生の中で、「この人のようになりたい」って思う何人かの方にお会いしました。
皆さん、社会的地位が高い人ほど、腰が低く、他者に対する思いやりがとてもある、心の温かい方でした。
だから、私も私に接した方が、そう思ってくれるような人になりたいと思って日々行動したいと思っています。

人をどうこう言う前に、自分を変えよう。
「愛だ」なんだと口にする前に、愛ある生き方をしよう。


それは自分の表面をきれいな言葉で飾ることじゃない。
うわっ面の親切心をこれ見よがしにすることじゃない。
楽しそうなふりをすることじゃない。


いくら言葉を尽くしても、
私の言わんとすることがさっぱりわからない方はいるでしょう。
無理にいい人になる必要もないと思います。

でも、もし、この記事が心に響いたのなら、
そして、自分を本当に変えたいと思うなら、
私でよろしければお話をお伺いします。

今、あなたが道に迷って、暗闇で苦しんでいるなら。
一緒に出口を探しましょう。
出口へ向かう方法を一緒に考えます。
そこへ歩いて行くのは辛くても、ご自分で行くしかないです。
でも、出来る限り、ご案内し続けます。
あなたの生きる力を信じて。

とりあえず今回は、
「表面的なポジティブさでは問題は解決しない」
「表面的なきれいな言葉がかえって人を苦しめることもある」

と言う事だけ、ご理解いただけると嬉しいです。

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2015-06-19 Fri 23:33 | | #[ 内容変更] | top↑
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