HSPが苦手な物事あれこれ①―読書
私、わたもりもHSPです。
私はHSPの中でも特に過敏な「過激に過敏な人々=ASP」であり、
これは全人口の4%がそうだと言われています。
私はかなり過敏ではありますが、
現在は自分の特徴に合わせた生き方が出来ています。
その克服した経験をいかし、
Terraでは「HSPサポート」と言うサービスも行っています。
・・・と、初めてご覧いただく方向けのご説明をしてみました(^^;)
このブログ内にもHSPに関する情報がたくさんあります。
PCでご覧いただいている方は、右上の方に
「ブログ内検索」と言うのが付いていますので、
「HSP」で検索してみてください。
今回から過去記事で触れたことも含め、
HSPが苦手な「意外な」ことをシリーズであれこれ書いてみたいと思います。
HSPサポートの中でお伝えしていることですが、
文章で表現しておいた方が、ご案内しやすいので。
実際のHSPサポートでは、その方にあわせてサポートさせていただきます。
同じ症状でも、原因は様々だからです。
************
今回はまず、「読書」について
実は
「本が読めない」
「本を読んでも頭に入らない」
「興味を持って手にしても、本を開く気がしない」
と言うHSPの方が多いです。
(「気にしすぎ人間へ」参照)
これにより、難読症の症状と間違われ、
LD(学習障害)と診断される方もいらっしゃいます。
見分け方としては、
「時と場合によって読めるときと読めない時がある」
かどうかです。
*~*~*~*~*~*
何故本が読めないのか?
これは「気にしすぎ人間へ」と言う記事にも書きましたが、
著者(編集、発行した方を含む)の「気」に影響されるからです。
著者が次のような場合に拒絶反応が起こるようです。
・著者の言っていることと、実際の行動や考え方が異なる
・著者の心が汚い
・他者をコントロールしようとしている
・現世利益的な理由で発行された
・著者の「気」が汚い
他にも色々ありますが、
言葉では言い表せないような
「何か」を感じ取ってしまって身体と心と魂が
拒絶するために読めない場合が多いようです。
Terraでも時々本をお勧めするのですが、
「頭に入らなくて」
と、おっしゃるHSPの方が多いのです。
その時は、読めなくなる理由をご説明します。
著者がどのような「気」を持っていて、
どのような方か、あるいは、
書かれた時の心持などがどのように推測されるか?
等を説明し、
その上であえてその本をお勧めする理由をお伝えいたします。
すると、四苦八苦されながらも、
必要な部分だけでもお読みくださるようです。
**~~**~~**~~**
読めない時の対策
まず、無理に読む必要はないと思います。
自分の感覚を信じて大丈夫です。
私は「この著者とは『気』が合わない」と感じて読まない本も沢山あります。
「課題図書」などの為にどうしても読む必要があるとすれば、
自分の中で、次のような作業をしてみてください。
1、 何故その本を読まなければいけないかを再認識する
2、 その本を読んで自分がどう感じるかを言葉にしてみる
「書いていることと、本当に思っていることが違う」
「自分はこんなにすごいんだよ、と言いたいだけだから」
等、無意識の自分の感覚を言葉にして、
出来れば紙に書くなど視覚化してみてください。
3、 とりあえず、自分の感覚を肯定し、受け入れる
4、 その上で、読むかどうかを決める
自分の中で折り合いがつけられると、
意外と読めるようです。
*:::*:::*:::*:::*
どうしても読みたくない時の対策
私は帯広で行われている
「NEXTリーディング 読書会」と言う集まりに何度か参加したことがあり、
そこでの本の読み進め方が参考になると思います。
(小説などには不向き。実用書向きです。
実際の読書会よりかなり省略して記述します。)
1、 目次を読む
2、 目次の中から気になる項目を取り出し、
質問形式で付箋やノートに書く(ページ数も必ず記入)
先日の「気にしすぎ人間へ」の目次を例に挙げると
<目次に書かれている事>
「クヨクヨはどこからくるのか」27ページ
気にしすぎてクヨクヨは、自分の中から生まれる
↓
<質問>
クヨクヨが自分の中から生まれるってどういうこと?27ページ
3、 その箇所だけ読む
4、 2の質問に答える形式で記入する
本の厚さによって質問数は異なると思います。
この形式で読み進めると、意外と本全体を把握できたような気になります。
と、言うか、本は無理に全部読む必要がないと言う事が判ります。
HSPなら一部を読んだだけでも、
著者の人となりが判るでしょう。
(読書会は提示された質問に答える形式でグループ内で発表します)
*==*==*==*==*
その他の理由として考えられること
HSPは本そのものだけではなく、
様々な要因からも読めなくなる場合があります。
・心の準備が出来ていない
色々なことが気になりエネルギーを消耗しやすいHSPは、
本を前にして「読むぞ!」と言うエネルギーが不足していると
読めないことがあります。
・他に気になることがある
空間の状態、部屋の状態、自分の体調、
家人の動向などが自分の精神状態にあっていないと読めません。
・精神状態が不安定
仕事や人間関係で気になることがあったり、
ストレスがたまっていると
精神状態が乱れて読めません。
(これは非HSPの人もそうかな?
でも、より強く影響されやすいと思います)
**********
もしかしたら、この記事は非HSPの方には
さっぱりわからない感覚かもしれません(^^;)
次回は
「自然素材だから大丈夫」
と、思われているものについて書きます。
掲載がいつになるかは・・・私にもわかりません(^^;)

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
HSPって活かせれば素晴らし能力だと思っています。
私が会社をつくるとしたら、全員HSPを採用したいくらい。
そう、そんな感じで自分の持って生まれた性質や経験を活かせればいいのですよね。
よく「天職」を知りたがる方もいらっしゃいますし、
それに関するブログなどの記事も良く見かけますが、
「天職につけば何もかもうまく行く」的な現世利益丸だしなものがおおいな~、
と、気になったので、
今回のWeb女性誌「Trinity」の記事シリーズは
「天職と魂の関係」についてです。
天職と魂の関係①魂の質と職業―ホリスティック健康相談
記事ページのSNSバナーへのクリック応援お願いいたします。
①では魂の質と職業について書いています。
全部書きあがっていますが、
うん、自分でも気に入っている記事ばかり。
↑自画自賛(^^;)
是非ご参考になさってください。
- 関連記事
-
-
HSPである私のもう一つの役割―本質を見極める 2015/11/11
-
敏感すぎる人・HSPの役割り 2015/11/04
-
HSPが苦手な物事あれこれ①―読書 2015/09/30
-
Terra のHSPサポートでできる事 2015/07/01
-
周囲からの影響を受けにくくする 2015/05/19
-