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「不幸である特権」と「ラブホの上野さんの本」

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↑「ラブホの上野さんの恋愛相談」上野 著 (株)KADOKAWA


私はご相談の中で必要な方には本をご紹介する事もあります。
一人一人のお悩みや、考え癖、体質などを考慮してご紹介します。
「参考にはなるけどお勧めしない」と紹介する本もあります(笑)

最近恋愛関係でお悩みの方にお勧めするのがこの本です。
恋愛だけではなく、自己啓発、人生相談など、ジャンルに関係なく、
あらゆる点でお勧めできます。

私は正直「一般的な自己啓発本は役に立たないばかりか害悪だ」と思っています。
Terraにいらっしゃるクライアント様には自己啓発本をたくさん読んで、
「そこに書かれたように理想的に生きられない自分をダメだと責める人」が沢山いらっしゃるからです。

立派な事、正論、理屈は世の中をたいして知らない子どもでもいくらでも書けるのですが、
人としての痛みを感じ、理想的に出来ない苦しさを知っている人にしか伝えられない物があると思っています。

上野さんのアドバイスは一般的な理想と言うより、
痛みを知るものとしての現実的な内容が多く、
恋愛以外でも「実践本」としてとても役に立つと思います。

そういうあたりがTerraメンバーと共通しています。
現実的な行動を伴うアドバイスは人生の指針となります。

そして、上野さんは伝え方がとても上手です。

上野さんの記述は「え?この質問に、いきなりその話題?」と思うのですが、
それがあることによって心の中にストンとはまる答えにたどり着く。
「腑に落ちる」と言う言葉が実感できます。

謙虚だけれど弱腰じゃない。
言葉は丁寧だけれど、厳しい事もズバッと言う。
矜持があるからこその思いやり。
悪ふざけとは違う品の良いユーモアセンス。
・・・等など、人柄がとても好ましい方です。

上野さんの本をお勧めするのは内容が素晴らしいだけじゃなく、
その人柄をお勧めできるからです。


**********
上野さんについて

上野さんは現役ラブホテルスタッフだそうで、
ラブホスタッフ目線からの恋愛アドバイスなどがとても参考になると、
ツイッターのフォロワーも19万人以上いらっしゃいます。

某サイトで寄せられた恋愛相談への返信を書かれていました。
私もFaceBookの個人ページで時々シェアさせていただいていました。

それがまとめられたのがこの本です。
漫画化もされていますし、少しずつ活動の幅を広げていらっしゃったのですが、
なんと!実写ドラマ化されるとか

本も発売されてすぐに読ませていただき、いつか記事にしたいな~と思っていました。
それは、ただ単にファンだからと言うのではなく、
この本を読むことが多くの方の利益になると本気で思うからです。

本のご相談内容をいくつかピックアップさせていただくと
・元恋人の忘れ方
・元恋人と復縁したい
・ずっと尽くしていた恋人に振られたのは何故?
・出会いが少なくて困っている
・失恋が理由で死にたい。どうしたら良い?
・運命の人の見つけ方
・彼女を痩せさせたい


その他に恋愛実践コラムや恋愛テクニック一問一答などどれも役に立つ内容です。
「私はもう恋愛なんて関係ないわ~」と言う方にも、
必ず心に響く一節があると思います。
ぜひ手に取ってくださいませ。

(あ、中には耳の痛い方もいらっしゃるかも・・・(^^ゞ)


***************
「不幸である特権」

この本を読んでいて、
「そう!そうなのよ!!」
と、膝を打つことが多いのですが、
これは特に「そうそう!!」と思った内容です。

161頁 「片思いしてた人と実際に付き合うと気持ちが覚めてしまう」と言うご相談。

本文中から
「不幸と言うのは特権階級である」

メンタルコンサルティングTerraには
精神疾患、
身体的病気、怪我、
発達障害他障害
HSP、
ニート、
引きこもり、
不登校、
いじめ、
DVなどあらゆる「今現在不幸な状況にある方」がいらっしゃいます。

私は最初のご相談で90分以上をかけ、全体像を把握し、
ホリスティックな視点でどこに問題があるかを見極め、その原因を探り、
健康で幸せになるために必要なその後の対処法などをお伝えいたします。
(メンタルコンサルティングTerraHP わたもりのページ参照)

その先、どうなさるかはクライアント様次第です。
暗闇の出口を示しても、また暗闇に戻られる方もいらっしゃいます。
「不幸である特権」を手放したくない方かもしれません。

謙虚に私達の提案を受け入れて下さり、実践、努力される方もいらっしゃいます。

けれど、あと一歩と言う時、
そこからなかなか抜け出せないのにも「不幸である特権」が関係するのかも。
(以前「病気で得をしている人はなかなか治らない」と書いたと思うのですが、どの記事か探せない~~)

それをどうお伝えしたら判りやすく、角が立たないかな~~と、思っていたところに読んだこの本。
「さすが上野さん!」
と、いう事で今回記事にさせていただきました。


安易に得た「不幸である特権」は手放すのが難しくなります。

ニート、引きこもり、精神疾患などから立ち上がり、
自立と自律を目指す方の足を引っ張る方もいらっしゃいます。
「不幸の特権を手放すのか?病気が治ったら大変だよ」と。
(実際にあります)

本当に起こるかどうかわからない不安要素を並べ、
開きかけた翼をもぎ取ろうとなさるのです。

確かに病気が治ったら、世に出て一社会人としての務めを果たすことになるでしょう。
それを「苦労」ととらえるのか、「生きる喜び」ととらえるのかでは人生が違ってくると思うのです。


あなたは、ご自分にとってどちらだと思いますか?

この項目の上野さんの文章の締めくくりも秀逸です。
(他もだけど)
是非、上野さんの本を手に取ってお読みください


ちなみに、Terraには時々「不幸自慢」をしにいらっしゃる方がいます(^^;)

が、申し訳ございません。

病気にしろ、人生で経験した不幸にしろ、霊的魂的大変さにしろ、
不幸さ加減ではこのわたもり、大抵負けたことがございません(爆)
(あ、上野さん口調になっちゃった)
一例として「うつ病だったころの私に伝えたい事」

にこやかに
「それでも今は健康で幸せに暮らせています。
本気でそうなりたいと望んで努力したからです。

病気なら、治せばいいのです。
不幸なら、その状況から本気になって抜け出しましょう。
不可能だとあきらめたら、そこで終わってしまいます。

大丈夫です。
必ず道はあります。
あなたが望みさえすれば、私達は全力で道案内させていただきます」


・・・と、お伝えすると、
闇に光を見つけたように明るい表情をされる方もいれば、
ドン引きしている方もいらっしゃいます(笑)

不幸でいる特権はある意味とても心地いい物です。
いえ、都合がいい物、でしょうか。
私にも経験があるから判ります。

けれど、私はそこから抜け出すことを選びました。
何故なら、私はそれが幸せだと思えなかったから。


もし、今、あなたがその特権を手にしているとしたら、
ここから先、どうなさいますか?

何を選ぶのもあなたの自由です。
あなたの人生ですから。

あなたは、ご自分をどうなさりたいですか?

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