自分の非・間違いを認められない人は、一生苦しみ続ける人(分析偏)
※きっと読んだら痛いと思うけど、この記事が必要な人がたくさんいるから、書きます。
自分の非や、間違い、ダメさを認められない人は、
一生苦しみ続けるでしょう。
何故なら、間違わない人なんていないし、
ダメなところのない人なんてどこにもいないのに、
ダメじゃないかのように振る舞おうとするからです。
無理があります。
「こういう理由があったから」
「自分じゃなくて、本当はあの人がこうだったから」
など、自分がダメじゃないことを証明しようとして、
一生言い訳をし続けなければいけなくなります。
眠ろうとするたび自分の「ダメじゃない証明探し」をしようとするから、
不眠症にもなりやすいでしょう。
誰かに間違いを指摘されても、
素直に謝れないから人間関係でもトラブルが起きやすいでしょう。
口では「ゴメンナサイ」と言ったとしても、
その後に相手を不快にさせるもっともらしい言い訳を並べます。
まるで相手に非があったからのように言う人もいるかもしれません。
もしくは、自分が間違った行動をしたことによって、
「かえって良かった」かのように手柄として言う人もいるでしょう。
もし、トラブルが起こらないとしたら、
相手が無言で「こういう人なんだ」と見切りをつけ、
向こうから去っていっただけです。
いずれにしろ、
誰からも信用されないし、
仕事も人間関係もうまくいかなくなるでしょう。
何よりも、自分の抱える問題を解決できなくなるでしょう。
何故なら、自分の非を認められないと言う事は、
自分から目を背ける事になるからです。
*************
自分を「知る」
問題を解決する手順はいたってシンプルです。
自分を「知る」「理解する」「対処法を考える」
自分の間違いを認めることは、最初の「知る」ことになります。
「自分にはこういうダメなところがある」
「自分は未熟で不十分だ」
そう認められるから、
どうしてそうなってしまったか「理解」しようとします。
理解できるから、どうやったらダメじゃない人になれるか考えられます。
その最初の「知る」を認めようとしないから、
いつまでも問題を抱え続け、
苦しみ続けることになります。
自分で自分の中に爆弾を抱えて生きるようなものです。
**************
非を認められない人になる理由
そうなってしまう理由としては、次の事が考えられます。
・親が厳しくてダメ出しばかりする人だった
・周囲に怒ってばかりいる人がいた
・一方的に責められてきた
・無理やり謝らされてきた
・何故間違いかきちんと説明されないできた
・謝っても許されない(ネチネチ言われる)
・間違いを認めたことを褒めてもらえなかった
・親や周囲も謝らない人だった
つまり、間違ったことをした時に、
拒絶され、見捨てられたと感じる体験をしてきた人だと考えられます。
親が自分の間違いを認められない場合、
「自分の育て方が悪いんじゃなく、子どもが悪い」
(あるいは病気や障害のせいだ、など)
「自分はちゃんと子育てしている」
と、叱りながら言い訳をしているようなものですから、
それは、子どもにとって、「裏切り行為」になります。
味方になっていないからです。
親が、あるいは周囲の大人が自分の味方になってくれなかった小さな子は、
自分で自分を守ろうとして、
そもそもの原因「間違った事」を認めない人になるしかないのです。
*************
発達障害やHSP、アダルトチルドレンのせいじゃない
これには発達障害もHSPも関係ありません。
ただ、その症状は発達障害やHSPの症状にどこか引っかかるところがあるかもしれません。
そこで、人間関係が上手くいかない理由を、
発達障害やHSPのせいにすると、問題はよけいにこじれます。
解決できないままになるからです。
また、インナーチャイルドやアダルトチルドレン、
トラウマ、マインドコントロールのせいにしても、
問題は解決しないでしょう。
せっかく間違いを認めても、
「理解する」の部分で
病気や障害、体質、インナーチャイルドなどのせいにして、
「だからしょうがないの」
と、的外れな言い訳の材料を並べるから、
ずっと人に不快な思いをさせ続ける人でいなければならなくなるのです。
*************
人として恥ずかしい人
私には「人として恥ずかしい事をしない」という行動基準があります。
20代半ばに小さな新聞記事の「昔の日本人は人として恥ずかしい事をしないという美徳があった」という記事を読んでからです。
それは、一緒に暮らしていた明治生まれの祖父と、大正生まれの祖母に通じる気がしたからです。
その前に、私はうつ病と対人恐怖症になり、
自分がいかにダメな人かと責め続け、
生きている資格がないと毎日思い続ける(知る)3年間を過ごしていました。
だから、毎日死にたいと思っていました。
自力でセルフカウンセリングをして、
自分が「何故そうなってしまったか」を分析し、
そうなった理由の相手を責めず、
自分を理解したことで、
鬱病や対人恐怖症の闇から抜け出せることが出来ました。
その私に与えられた対処法が
「人として恥ずかしい事をしない」でした。
それをやったら自分を嫌いになる行為は出来るだけしないようにしました。
自分の未熟さから失敗し、
出来ないことがあったり、
ダメな事をしてしまったり、
誰かに迷惑をかけたり、傷つけたりしたときは、
まず、素直に謝ります。
何故なら、
間違いを認めないことは、
私の中では人として恥ずかしい行為であり、
自分で自分を嫌いになる行為だからです。
…とはいえ、そうなれるまでに20年かかりました。
ずっと、「自分はダメじゃない」という言い訳をし続けていたからです。
ダメじゃないと証明しようとしていました。
自分の失敗を思い出して、フラッシュバックで「ワーーー!!」となる事もありました。
こう言ったことを説明してくれる人が周囲に誰もいなかったからです。
「お前は人の気持ちが判らない」
「お前は間違いを認めない」と責められ続けていました。
(そういう人も大抵、自分の非を認めない人でしたが)
だから、今、これを書いています。
あなたの人生が幸せになるようにと願って。
***************
「自分の非・間違いを認められない人は、一生苦しみ続ける人(解決偏)」
(2017.12.18掲載)に続きます。

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自分の非や、間違い、ダメさを認められない人は、
一生苦しみ続けるでしょう。
何故なら、間違わない人なんていないし、
ダメなところのない人なんてどこにもいないのに、
ダメじゃないかのように振る舞おうとするからです。
無理があります。
「こういう理由があったから」
「自分じゃなくて、本当はあの人がこうだったから」
など、自分がダメじゃないことを証明しようとして、
一生言い訳をし続けなければいけなくなります。
眠ろうとするたび自分の「ダメじゃない証明探し」をしようとするから、
不眠症にもなりやすいでしょう。
誰かに間違いを指摘されても、
素直に謝れないから人間関係でもトラブルが起きやすいでしょう。
口では「ゴメンナサイ」と言ったとしても、
その後に相手を不快にさせるもっともらしい言い訳を並べます。
まるで相手に非があったからのように言う人もいるかもしれません。
もしくは、自分が間違った行動をしたことによって、
「かえって良かった」かのように手柄として言う人もいるでしょう。
もし、トラブルが起こらないとしたら、
相手が無言で「こういう人なんだ」と見切りをつけ、
向こうから去っていっただけです。
いずれにしろ、
誰からも信用されないし、
仕事も人間関係もうまくいかなくなるでしょう。
何よりも、自分の抱える問題を解決できなくなるでしょう。
何故なら、自分の非を認められないと言う事は、
自分から目を背ける事になるからです。
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自分を「知る」
問題を解決する手順はいたってシンプルです。
自分を「知る」「理解する」「対処法を考える」
自分の間違いを認めることは、最初の「知る」ことになります。
「自分にはこういうダメなところがある」
「自分は未熟で不十分だ」
そう認められるから、
どうしてそうなってしまったか「理解」しようとします。
理解できるから、どうやったらダメじゃない人になれるか考えられます。
その最初の「知る」を認めようとしないから、
いつまでも問題を抱え続け、
苦しみ続けることになります。
自分で自分の中に爆弾を抱えて生きるようなものです。
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非を認められない人になる理由
そうなってしまう理由としては、次の事が考えられます。
・親が厳しくてダメ出しばかりする人だった
・周囲に怒ってばかりいる人がいた
・一方的に責められてきた
・無理やり謝らされてきた
・何故間違いかきちんと説明されないできた
・謝っても許されない(ネチネチ言われる)
・間違いを認めたことを褒めてもらえなかった
・親や周囲も謝らない人だった
つまり、間違ったことをした時に、
拒絶され、見捨てられたと感じる体験をしてきた人だと考えられます。
親が自分の間違いを認められない場合、
「自分の育て方が悪いんじゃなく、子どもが悪い」
(あるいは病気や障害のせいだ、など)
「自分はちゃんと子育てしている」
と、叱りながら言い訳をしているようなものですから、
それは、子どもにとって、「裏切り行為」になります。
味方になっていないからです。
親が、あるいは周囲の大人が自分の味方になってくれなかった小さな子は、
自分で自分を守ろうとして、
そもそもの原因「間違った事」を認めない人になるしかないのです。
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発達障害やHSP、アダルトチルドレンのせいじゃない
これには発達障害もHSPも関係ありません。
ただ、その症状は発達障害やHSPの症状にどこか引っかかるところがあるかもしれません。
そこで、人間関係が上手くいかない理由を、
発達障害やHSPのせいにすると、問題はよけいにこじれます。
解決できないままになるからです。
また、インナーチャイルドやアダルトチルドレン、
トラウマ、マインドコントロールのせいにしても、
問題は解決しないでしょう。
せっかく間違いを認めても、
「理解する」の部分で
病気や障害、体質、インナーチャイルドなどのせいにして、
「だからしょうがないの」
と、的外れな言い訳の材料を並べるから、
ずっと人に不快な思いをさせ続ける人でいなければならなくなるのです。
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人として恥ずかしい人
私には「人として恥ずかしい事をしない」という行動基準があります。
20代半ばに小さな新聞記事の「昔の日本人は人として恥ずかしい事をしないという美徳があった」という記事を読んでからです。
それは、一緒に暮らしていた明治生まれの祖父と、大正生まれの祖母に通じる気がしたからです。
その前に、私はうつ病と対人恐怖症になり、
自分がいかにダメな人かと責め続け、
生きている資格がないと毎日思い続ける(知る)3年間を過ごしていました。
だから、毎日死にたいと思っていました。
自力でセルフカウンセリングをして、
自分が「何故そうなってしまったか」を分析し、
そうなった理由の相手を責めず、
自分を理解したことで、
鬱病や対人恐怖症の闇から抜け出せることが出来ました。
その私に与えられた対処法が
「人として恥ずかしい事をしない」でした。
それをやったら自分を嫌いになる行為は出来るだけしないようにしました。
自分の未熟さから失敗し、
出来ないことがあったり、
ダメな事をしてしまったり、
誰かに迷惑をかけたり、傷つけたりしたときは、
まず、素直に謝ります。
何故なら、
間違いを認めないことは、
私の中では人として恥ずかしい行為であり、
自分で自分を嫌いになる行為だからです。
…とはいえ、そうなれるまでに20年かかりました。
ずっと、「自分はダメじゃない」という言い訳をし続けていたからです。
ダメじゃないと証明しようとしていました。
自分の失敗を思い出して、フラッシュバックで「ワーーー!!」となる事もありました。
こう言ったことを説明してくれる人が周囲に誰もいなかったからです。
「お前は人の気持ちが判らない」
「お前は間違いを認めない」と責められ続けていました。
(そういう人も大抵、自分の非を認めない人でしたが)
だから、今、これを書いています。
あなたの人生が幸せになるようにと願って。
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「自分の非・間違いを認められない人は、一生苦しみ続ける人(解決偏)」
(2017.12.18掲載)に続きます。

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