HSPとカミングアウトーHSPの本、ネット情報、TV番組
「HSPであることをどんな風に人に伝えたらいいのか?」
これは、今まで何度もされてきた質問です。
私は大抵、
「無理に伝えることはない」
と、お答えします。
私は、
・西洋医学薬の副作用が強く出るから出来るだけ使わないで欲しい
この場合だけ医療関係者にお伝えします。
他は、音、光、食べ物、香料、感情、感覚その他、どんなものにでも、医師に「珍しいくらい過敏」と、言われるくらいなのですが、ワザワザHSPという単語を持ち出すことはないと思っています。
何故なら、相手に必要以上に気を使わせてしまうからです。
だって、相手には「その過敏な感覚」がどれくらいのものか判らないから、相手を困らせることになると思うのです。
実際、感覚は一人一人違うから。
私の場合、過敏だからこそ必要以上に相手に気を使わせることの方がストレスになります。
心が痛みます。
**************
HSPのTV番組
最近はネットでも、TVでも、HSPが取り上げられるようになり、「過敏な人に気を使いましょう」「過敏な人を理解しましょう」「過敏な人に合わせましょう」的になっていて、憂慮しています。
あるTV番組では、HSPの子ども(HSC)に常識やルールを教える大人を悪者にして、「過敏な子どもに配慮のない大人」というニュアンスで伝えていました。
私が見る限り、その大人の方は、おかしなことは言っていないと思いました。
むしろ、それを教えない事は、そのお子さんにとって、将来不利益をもたらすだろうと感じました。
番組の最後では、その大人の方が、HSPの子どもに謝り譲歩するという、いかにもなTV演出で終わっていて、こんなものがこれからHSPの情報として、伝わって行くのかと思うと、頭を抱えました。
「過敏なんだから気を使え」というのは、私は暴力に等しいと感じます。
誰に対してでも、気遣いするのは当たり前でしょう?
「過敏な人ばかりが相手に気を使っている」と、考えるのは、狭量すぎると私は思います。
過敏かどうかじゃなくて、思いやりがあるかどうかの問題だと思います。
*************
2012年に書いた「HSP カミングアウト」という記事があります。
ここに書かれている私がカミングアウトしない理由は、上記とはちょっと違うかな。
この時は、右肩を脱臼したんだったかな。
「軽く引っ張ったつもり」なのだそうです。
数年間痛かったけど、フード(風土)ヒーリングで体を整えたら、気が付いたら治っていました。
それまで、どんなに治療しても、ヨガをやってもダメだったのですが。
これも、思いやりの問題ですよね。
**************
最近、HSPの本が沢山出版されて、HSPのカウンセリングをなさる方も増えていますが、私のお伝えすることに関し、クライアント様からは、「他とは全く違う」「実践的」「役に立つ」と、言っていただけます。
カテゴリ「HSP」の過去記事を読むと、「昔の私、なかなかやるな」と、言うか、今より判りやすいんじゃない?という感じの記事をたくさん書いています。
それをわたもり個人Facebookページで、記事の一部にリンクを添えて掲載し始めました。
これからしばらく、昔書いたHSPの記事を投稿していこうと思っています。
最初の頃、私はHSPのとっかかりとして、「神経過敏な困った人」に困らされている方を対象に記事を書いていたのです。
2012年の記事(結構エグイ内容です)
HSP 神経過敏な困った人々
(ブログランキングのバナーのあとにスマホ表示用で記載します)
初めから、「過敏=被害者側」とは考えていない。
だから、役に立つと感じていただける記事をかけているのかもしれません。
「他のHSP関係の人は自己憐憫的で…」と、よく耳にします。
これだけHSPの本が出ても、TVで取り上げられても、私がHSPについて調べ始めた頃と変わらないんだなと思います。
わたもり個人Facebookページは、医療情報や、生活情報、安全な食べ物等、基本的にお役に立つ情報を掲載しております。
「あ、これ、クライアント様や読者様にお伝えしたいな」と、思ったことをお伝えしたり、シェアしたり。
良かったらフォローいただき、シェアしていただけたら、より多くの方に情報が伝わるのかな?と、思います。
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HSP 神経過敏な困った人々
神経過敏な人が周囲にいて困っていらっしゃる方はいませんか?
昨日まではご自身が神経過敏で困っていらっしゃる方に向けて、文章を書きましたが、今日は周囲に神経過敏な方がいて困っている方に向けて、自分の経験をもとに書きます。
さて、HSPの私ですが、子どものころはかなり音やら匂いやらに過敏で、周囲の人を困らせていましたが、中学校に入るころには言動などに気を付けるようになりました。
親のおかげだと思っています。
私がHSPだから他の神経過敏な人に困らないかというと、・・・あります。困った経験。
だってHSPは人口の2割いるという説があるので、単純に5人に1人がHSPというか神経過敏。
だからと言ってHSPの人がみんな困った人かというと、決してそんなことはなく、私の人生の中でも困った人って数えるくらいしかいません。
そこはやはり、人柄ってやつでしょうか。
過敏さを生かして人の役に立っている人も多いですよ。
適切な指導を受けられるかどうかだと思います。
では、私が経験した神経過敏な困った人のエピソードを書きます。
共通項は、
・自分は傷つく方、相手は傷つける方という一方的な関係しかないと思っている
・神経過敏さを盾にも槍にもする
ということです。
エピソードは詳しいディティールはぼかして書いてますので、ご了承ください。
①大変匂いに敏感なその人。
好き嫌いも多く、ほかの人が自分の嫌いなものを食べていると、「うわっ!くさい!ああ、くさいったら!ああいやだ!!」
と大騒ぎし、換気扇を回し、冬でも窓を開け放つ。
別に特別なものではなく、焼き肉とか、鍋とか、その時によって言うことがころころ変わり、たぶん気分しだい。
②建物中に響くような大音量でTVを見ている人。
誰かに注意されたら、「だってあんた達の出す騒音のほうがうるさいから、TVの音で消してるの!!」
ああ、ナルホド。
③その人が職場に入ってから、職員の入れ替わりが激しい。
1年たつころにはベテランに。
皆その人の過敏さ(人柄?)に困って辞めてしまう。
顧客からの苦情も相次ぎ、困り果てた上司がそのことを伝えると、「パワハラです!」と怒り、精神科に行き「パワハラが原因のうつ病」という診断書をもらい休職。
その上、自分のために勉強会を開けと要求。
その後どうしたかは不明。
④彼女の神経過敏さは皆が認めるところであるが、ユーモアがあるのとマメなので知り合いや友人は多い。
が、人の男とみると手を出さずにはいられない。
彼女曰く、
「私は男の人の気持ちに敏感に気が付く」
のだそうで、
「浮気は無神経な奥さん(彼女)に原因がある」とか。
自分では緻密に嘘をついているから友人にはばれていないと思っているらしいが、彼女の背後には女性たちのネットワークが張り巡らされ、「次は○○ちゃんの彼氏狙ってるって!」とか、「職場に押しかけ差し入れ攻撃だって!」とかの情報が飛び交う。
だんだんと周囲から友人がいなくなるが新しい友人の確保も早い。
ある時、とうとうだれか何か言ったらしく、精神のバランスを崩して入院したそうな。
みんなそれを恐れて何も言わなかったのでした。
長くなったのでこの辺にしておきましょう。
きっとあなたの周囲にもいらっしゃるでしょうね。
次回はそういう人への対策を自分の経験をもとに書きます。
神経過敏の困った人との付き合い方 基礎編
子どもが神経過敏で困っている方。
友人や同僚との関係に悩んでいる方。
HSP、エンパス等の神経過敏な人に注意しなければいけなくなった上司の方。
少しでもお役に立てたらと思います。
でも、まあ、難しいですよね。
まずは自分が他者を困らせないように気を付けます。
では、お読み下さりありがとうございます。
(2012年6月12日掲載過去記事)
これは、今まで何度もされてきた質問です。
私は大抵、
「無理に伝えることはない」
と、お答えします。
私は、
・西洋医学薬の副作用が強く出るから出来るだけ使わないで欲しい
この場合だけ医療関係者にお伝えします。
他は、音、光、食べ物、香料、感情、感覚その他、どんなものにでも、医師に「珍しいくらい過敏」と、言われるくらいなのですが、ワザワザHSPという単語を持ち出すことはないと思っています。
何故なら、相手に必要以上に気を使わせてしまうからです。
だって、相手には「その過敏な感覚」がどれくらいのものか判らないから、相手を困らせることになると思うのです。
実際、感覚は一人一人違うから。
私の場合、過敏だからこそ必要以上に相手に気を使わせることの方がストレスになります。
心が痛みます。
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HSPのTV番組
最近はネットでも、TVでも、HSPが取り上げられるようになり、「過敏な人に気を使いましょう」「過敏な人を理解しましょう」「過敏な人に合わせましょう」的になっていて、憂慮しています。
あるTV番組では、HSPの子ども(HSC)に常識やルールを教える大人を悪者にして、「過敏な子どもに配慮のない大人」というニュアンスで伝えていました。
私が見る限り、その大人の方は、おかしなことは言っていないと思いました。
むしろ、それを教えない事は、そのお子さんにとって、将来不利益をもたらすだろうと感じました。
番組の最後では、その大人の方が、HSPの子どもに謝り譲歩するという、いかにもなTV演出で終わっていて、こんなものがこれからHSPの情報として、伝わって行くのかと思うと、頭を抱えました。
「過敏なんだから気を使え」というのは、私は暴力に等しいと感じます。
誰に対してでも、気遣いするのは当たり前でしょう?
「過敏な人ばかりが相手に気を使っている」と、考えるのは、狭量すぎると私は思います。
過敏かどうかじゃなくて、思いやりがあるかどうかの問題だと思います。
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2012年に書いた「HSP カミングアウト」という記事があります。
ここに書かれている私がカミングアウトしない理由は、上記とはちょっと違うかな。
この時は、右肩を脱臼したんだったかな。
「軽く引っ張ったつもり」なのだそうです。
数年間痛かったけど、フード(風土)ヒーリングで体を整えたら、気が付いたら治っていました。
それまで、どんなに治療しても、ヨガをやってもダメだったのですが。
これも、思いやりの問題ですよね。
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最近、HSPの本が沢山出版されて、HSPのカウンセリングをなさる方も増えていますが、私のお伝えすることに関し、クライアント様からは、「他とは全く違う」「実践的」「役に立つ」と、言っていただけます。
カテゴリ「HSP」の過去記事を読むと、「昔の私、なかなかやるな」と、言うか、今より判りやすいんじゃない?という感じの記事をたくさん書いています。
それをわたもり個人Facebookページで、記事の一部にリンクを添えて掲載し始めました。
これからしばらく、昔書いたHSPの記事を投稿していこうと思っています。
最初の頃、私はHSPのとっかかりとして、「神経過敏な困った人」に困らされている方を対象に記事を書いていたのです。
2012年の記事(結構エグイ内容です)
HSP 神経過敏な困った人々
(ブログランキングのバナーのあとにスマホ表示用で記載します)
初めから、「過敏=被害者側」とは考えていない。
だから、役に立つと感じていただける記事をかけているのかもしれません。
「他のHSP関係の人は自己憐憫的で…」と、よく耳にします。
これだけHSPの本が出ても、TVで取り上げられても、私がHSPについて調べ始めた頃と変わらないんだなと思います。
わたもり個人Facebookページは、医療情報や、生活情報、安全な食べ物等、基本的にお役に立つ情報を掲載しております。
「あ、これ、クライアント様や読者様にお伝えしたいな」と、思ったことをお伝えしたり、シェアしたり。
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HSP 神経過敏な困った人々
神経過敏な人が周囲にいて困っていらっしゃる方はいませんか?
昨日まではご自身が神経過敏で困っていらっしゃる方に向けて、文章を書きましたが、今日は周囲に神経過敏な方がいて困っている方に向けて、自分の経験をもとに書きます。
さて、HSPの私ですが、子どものころはかなり音やら匂いやらに過敏で、周囲の人を困らせていましたが、中学校に入るころには言動などに気を付けるようになりました。
親のおかげだと思っています。
私がHSPだから他の神経過敏な人に困らないかというと、・・・あります。困った経験。
だってHSPは人口の2割いるという説があるので、単純に5人に1人がHSPというか神経過敏。
だからと言ってHSPの人がみんな困った人かというと、決してそんなことはなく、私の人生の中でも困った人って数えるくらいしかいません。
そこはやはり、人柄ってやつでしょうか。
過敏さを生かして人の役に立っている人も多いですよ。
適切な指導を受けられるかどうかだと思います。
では、私が経験した神経過敏な困った人のエピソードを書きます。
共通項は、
・自分は傷つく方、相手は傷つける方という一方的な関係しかないと思っている
・神経過敏さを盾にも槍にもする
ということです。
エピソードは詳しいディティールはぼかして書いてますので、ご了承ください。
①大変匂いに敏感なその人。
好き嫌いも多く、ほかの人が自分の嫌いなものを食べていると、「うわっ!くさい!ああ、くさいったら!ああいやだ!!」
と大騒ぎし、換気扇を回し、冬でも窓を開け放つ。
別に特別なものではなく、焼き肉とか、鍋とか、その時によって言うことがころころ変わり、たぶん気分しだい。
②建物中に響くような大音量でTVを見ている人。
誰かに注意されたら、「だってあんた達の出す騒音のほうがうるさいから、TVの音で消してるの!!」
ああ、ナルホド。
③その人が職場に入ってから、職員の入れ替わりが激しい。
1年たつころにはベテランに。
皆その人の過敏さ(人柄?)に困って辞めてしまう。
顧客からの苦情も相次ぎ、困り果てた上司がそのことを伝えると、「パワハラです!」と怒り、精神科に行き「パワハラが原因のうつ病」という診断書をもらい休職。
その上、自分のために勉強会を開けと要求。
その後どうしたかは不明。
④彼女の神経過敏さは皆が認めるところであるが、ユーモアがあるのとマメなので知り合いや友人は多い。
が、人の男とみると手を出さずにはいられない。
彼女曰く、
「私は男の人の気持ちに敏感に気が付く」
のだそうで、
「浮気は無神経な奥さん(彼女)に原因がある」とか。
自分では緻密に嘘をついているから友人にはばれていないと思っているらしいが、彼女の背後には女性たちのネットワークが張り巡らされ、「次は○○ちゃんの彼氏狙ってるって!」とか、「職場に押しかけ差し入れ攻撃だって!」とかの情報が飛び交う。
だんだんと周囲から友人がいなくなるが新しい友人の確保も早い。
ある時、とうとうだれか何か言ったらしく、精神のバランスを崩して入院したそうな。
みんなそれを恐れて何も言わなかったのでした。
長くなったのでこの辺にしておきましょう。
きっとあなたの周囲にもいらっしゃるでしょうね。
次回はそういう人への対策を自分の経験をもとに書きます。
神経過敏の困った人との付き合い方 基礎編
子どもが神経過敏で困っている方。
友人や同僚との関係に悩んでいる方。
HSP、エンパス等の神経過敏な人に注意しなければいけなくなった上司の方。
少しでもお役に立てたらと思います。
でも、まあ、難しいですよね。
まずは自分が他者を困らせないように気を付けます。
では、お読み下さりありがとうございます。
(2012年6月12日掲載過去記事)
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