fc2ブログ

HSPの過敏さは繊細さではない

HSPやエンパス、過敏な人は繊細じゃないよ?

長沼睦雄先生の本を皮切りに、
HSPの本が沢山出版され、
HSPや過敏さに関するカウンセリングをお仕事としてされる方も増えました。

HSPの過敏な人を
「繊細さん」と言う呼び方をされる方もいて、
ネットニュース等でも記事が紹介されたりしています。

私も初めは、
「繊細さんって、良い呼び方」
と、思っていたのです。

過敏な人って、
マイナスなイメージありますものね。
繊細はどちらかと言うと良いイメージの言葉かな?

でも、
「ん?ちょっと待って」と、思ったのです。

************
過敏さと繊細さの違い

まずは言葉の定義から

過敏
・感受性が強すぎること。感じかたが非常に激しいこと。(Google)
・刺激に対して過度に敏感なこと。また、そのさま。(goo国語辞書)
・神経などが普通より鋭く、刺激などを強く感じすぎること。過度に敏感なさま。(コトバンク)

繊細
・1 ほそく小さいこと。ほっそりとして優美なこと。また、そのさま。「繊細な指」
2 感情などがこまやかなこと。(goo国語辞書)
・① 物の形がほそく小さいこと。ほそぼそとして優美なこと。また、そのさま。
② 感情などがこまやかであること。微妙であること。また、そのさま。(コトバンク)


ネット上には「繊細な人」についての特徴や定義について書かれていたりします。

ただ、その定義とか説明とかは別にして、
言葉だけが独り歩きをしそうなので、
この記事を書こうと思いました。

私がHSPについて調べ始めた頃の、
「過敏な人を擁護しろ!」
「特別扱いしろ!」
「鈍い奴には判らない

と言った方向へ行きそうな雰囲気があるので。

************
過敏な人が繊細とは限らない

過敏な人が繊細とは限りません。

どちらかと言うと、
自分の感覚にいっぱいいっぱいになってしまって、
他者を気遣えない人もたくさんいます。

感覚や感情に支配されてしまうからです。

だから、周囲の方から
「あんたのどこが過敏なの?!」
と、言われる方もたくさんいます。

そう言うのって、繊細とは言わないのではないでしょうか?

実際沢山のご相談をお受けしてきましたが、
・自分は過敏だけど、細やかな事が出来ない
・雑だって言われるし、自分でもそう思う
・自分が受ける感覚には過敏だけど、人には気遣えない

と、言ったお悩みも多いのです。

そう、過敏とは感覚の問題で、
性格が良いとは限らないのです。

過敏な感覚を上手に使えている方もいますが、
多くの方は、
過敏さに振り回されて上手に生きられない人が殆どです。

そこから言うと、
「繊細」と言う耳障りの良い言葉は、
ちょっと違うんじゃないの?と、思うのです。

*************

以前、
HSPは本当に良心的なのか?

HSP・過敏なのにニブイ人―わたもりのHSP講座(Web雑誌Trinity記事)

と言う記事を書いたことがあります。

私以外の方のネット記事には
「繊細な人との付き合い方」
「繊細な人にしてはいけない対応」
等、色々書かれていますが、

それって、
繊細さというより、
「相手の性格を見て対応を変えた方が良い」
と言う、

コミュニケーションの基本なのでは?

と、思うのですが。

それにね、
周囲の人が気遣うには限界があります。

過敏さ、繊細さは人それぞれ違うから。
同じHSP同士でも、付き合いに困る人っています。

「繊細な人」「過敏な人」が
自分はどういう人かを把握して、理解して、
どう生きたら良いのか?を、
ご自分なりに見出すことが大事だと私は考えます。


周囲に気遣ってもらうんじゃなくてね。

「腫れ物に触るように」するのは、

色々な例を見てきた私から言うと、
お勧め出来ません。

仮に過敏で繊細で、
それで周囲を困らせる人がいたら、
それ、
その過敏な人や繊細な人側の問題です。

どんな人も平等に、
自分を把握して他者に迷惑をかけないように生きるのは当たり前です。


出来ない事は助け合うのも当たり前。
嫌な事は断っても良いけど。

どうしても付き合わないといけない場合は?

それは、他の人と同じです。
相手をよく見て、
判らない事は聴いて、
他の人にするのと同じように気遣いをする。


簡単に言うと、思いやりを持つ。
思いやりを強要する人もいるけど。

で、これをしようとしない人は、
そもそも、過敏さも繊細さも蹴散らして歩くような人だから。

***********

HSPは心の面に関しては、
一般の人とあまり変わらないかなと、
長年ご相談をお受けしてきて思います。

一番大変なのは、
体調に出る部分、身体の方だと思うのですが、
そちらの方はないがしろにされがちなので、

HSPに関しては広まったけど、
情報が不十分で、誤解も多いなと感じる今日この頃です。

過敏な人が自分自身とどう付き合うかの問題なのだと思います。


メンタルコンサルティングTerraの基本情報
メンタルコンサルティングTerraのHP
メンタルコンサルティングTerraの最新情報
メンタルコンサルティングTerraのFacebook
予防、健康、旅行、料理等お役立ち情報
わたもり個人Facebookページ
日々の「これ素敵」やHSP等へのお役立ち情報
わたもりのインスタ

にほんブログ村 健康ブログ ホリスティック医療へ
にほんブログ村

人気ブログランキング
関連記事

Comment 4

There are no comments yet.

ありがとう

「どんな人も平等に、自分を把握して他者に迷惑をかけないように生きるのは当たり前」って、ほんとその通りだなって思います。

この当たり前のことが当たり前じゃなく思える場面もたくさんあって、バカ正直にこの当たり前を守ろうとすることに虚しさを感じてしまうこともありますね。

それでも、この当たり前を守ろうとする姿勢が自分の感受性を保ってくれたり、チャンスや出会いを偶然を装って降らせくれたりするのではと思いますね。

素敵な記事をありがとうございます(^^)

  • 2021/08/02 (Mon) 10:32
  • REPLY

わたもり

Re: タイトルなし

ありがとう様

いつもお読みいただきありがとうございます。
私にはむしろ、この当たり前を守らないフリーダムな感じの方が難しいような気がしています。
きっと、沢山ぶつかる事もあると思うんですよね。
はみ出すことはたまにあって当たり前だけど、真面目に生きた方が楽だと思う50代の私です(^^;)

わたもり

ありがとう

当たり前の枠からはみ出してみないと、枠の有り難さが分からないというか、そこに当たり前があったことにさえ気づかないんだろうなって思います。

色々と経験したからこそ、その当たり前に価値があると思えるんでしょうね。

  • 2021/08/02 (Mon) 17:55
  • REPLY

わたもり

Re: タイトルなし

ありがとう様

スミマセン💦
返信したはずなのですが、反映されていませんでした。

>当たり前の枠からはみ出してみないと、枠の有り難さが分からないというか、そこに当たり前があったことにさえ気づかないんだろうなって思います。
色々と経験したからこそ、その当たり前に価値があると思えるんでしょうね。

確かに!
私もはみ出しまくっていたから今の生き方になったのを忘れていました。
思い出させてくださって、ありがとうございます(*^^*)

わたもり